人を知る

社員インタビュー

INTERVIEW

Interview01

ものづくりの感動が
生まれる場所

2020年入社

技術部 生産技術係

Q1

ライトケミカル工業への
入社の決め手はなんですか?

多種多様な最先端の
技術に触れられる

大学で高分子の研究をしていたので、化学系の仕事ができ、かつ転勤のない会社を探していました。何社か比較検討した中でも特に、OEM専門で自社製品を持たないという、他にはない当社のビジネスモデルに興味を持ちました。メーカーと違ってさまざまな製品を扱っていますし、似たような製品でも、原料や配合で特性を変えて付加価値をつけていることが印象的。その生産に携わる中で各社の微妙な違いやバリエーションを知ることができるのは、ライトケミカルならではだと思います。また、日常的によく耳にする大手企業との取引が多く、ニュースでも話題になるような最先端の技術に関わっていることも魅力。多種多様な研究に触れられて楽しそうだと感じ、入社を決めました。

Q2

現在の仕事内容を教えてください

一緒に作り込んでいく
一体感が、
たまらなく楽しい

お客様先で開発された新製品や仕様が変更になる製品をスケールアップするための製造プロセスを作り上げ、実機生産へと導く仕事をしています。お客様から頂いたレシピをもとに、原料の仕入れから設備や製造工程の検討、ラボでの実験、実機生産の処方作成など全ての工程を管理するため、責任は重大。それでも、社内の製造部や設備部はもちろん、お客様ともディスカッションを重ねて一緒に作り込んでいく一体感がたまらなく楽しいです。

技術職でありながらお客様の声を直接聞けるところも、この仕事の魅力です。スケジュール通りに製品が出来上がって喜ぶお客様の笑顔や「ありがとう」の言葉をいただける技術者は、なかなかいないのではないでしょうか。案件によっては、製造が成功した瞬間にわっと歓声と拍手が湧き上がることもあるほど、熱量の高い現場です。

ある1日の流れ

8:00

出社
朝一番にメールチェックや担当案件の試作状況の確認を行います。8時45分からは生産技術係で朝礼をして、全員で連絡事項や業務進捗を共有します。

10:00

現場へ状況確認
担当案件の試作がある時は、現場に出て反応釜の状況を確認。実際に製品が生産されている様子を見るこの作業が一番楽しい時間です。

12:00

お昼休憩
1時間の昼休憩。社員食堂があるので、作り立ての美味しいご飯を食べられることがうれしいです。

14:00

新人社員の業務チェック
試作状況を確認しながら、合間に資料作成をしたり会議に出席したり。新入社員の教育担当として、業務チェックや指導も行なっています。

18:00

退社
案件が立て込んでいない時は定時で帰宅できます。オフの時間はYouTubeで動画を観たり爬虫類ショップ巡りをしたり、趣味を楽しんでいます。

Q3

職場の雰囲気を教えてください

仲間がいるから
トラブルも
乗り越えられる

フランクな方が多くて、部署や年齢による隔たりを感じません。困ったことがあればいつでも相談できる先輩がたくさんいて、親身になって一緒に解決策を探ってくれます。他部署ともかなり密に連携をとっていて、いろんな人の協力を得ながら仕事を進めることができます。先日は試作中にトラブルが発生し、その日予定していた重合をスタートできませんでした。その際に、製造部の皆さんが部材の調達や重合前の準備に奔走してくれました。おかげで、2日後には生産に成功。仲間がいたから困難も乗り越えられたと実感します。

社長や役員の皆さんとの距離も近いですね。作業環境の改善を提案した際にもすぐに対応してくれました。私のような若手社員の声にも耳を傾けてくれる風通しの良い職場なので、「こうしたい」という社員一人ひとりの想いが実現しやすいと思います。

Q4

特に印象に残っている仕事を教えてください

形になった瞬間の感動は忘れられない

初めて設備検討から担当した案件の試作に立ち会った時のドキドキ感は今も忘れられません。どこから原料を投入してどうやって生産するのか、という基礎的なことさえも知らない状態からスタート。先輩の現場を見学したりチームメンバーに相談したりしながら、お客様とも何度も打ち合わせを重ねて生産段階に到達できた製品でした。それだけに、ドラムの中に製品が充填されていくのを見た瞬間には「頑張ってよかった!」と感動で胸がいっぱいになりました。同時に、試作で新たに見つかった課題に対する解決策が思いつかず、勉強不足と経験不足を痛感。その時は上司や先輩に相談し、一緒に考えてもらうことで解決はできましたが、もっと勉強して知識を増やしたい、と奮起するきっかけになった案件でもありました。

Q5

今後はどのようなことに挑戦したいですか?

ベストな製造プロセスを提案できる技術者へ

お客様へのご提案です。より適した設備の選定やコストダウンできる手法など、引き出しを増やして、トータルで最適なプロセスを提案できる技術者になりたいです。そのためには、化学反応や設備に関する知識がもっと必要。担当する案件が毎回全く違うので自ずと知識は増えていきますが、それだけで満足せず、先輩方の現場も見せてもらって勉強しもう一歩前に進みたいですね。

入社して初めて設備検討をした設備完工も間近に控えています。かなり大規模な設備投資が必要な案件を若手のうちから任せてもらえたので、身の引き締まる思いです。その設備が完工するということは、もうすぐ試作が始まるということ。目標通りの製品を安定的に実機生産できるように、上司や設備部・製造部とも相談しながら全力で進めていきます。