EQUIPMENT特殊設備危険物の濃縮・脱揮・ペレット化設備
脱揮装置を2種類、
ペレット化装置を2種類保有しています。
ポリマー溶液から危険物の溶媒を除く設備である、危険物の濃縮・脱揮・ペレット化装置を3種類保有しています。
下記の3つの場合のいずれかに対応する場合は、3種類の危険物対応の脱揮設備を使用することをお勧めします。
残存溶剤が0.1%以下等の
低残存溶剤目的の場合 高沸点化学物質の脱揮を
目的とする場合 熱履歴を少なくする
必要がある場合
低残存溶剤目的の場合 高沸点化学物質の脱揮を
目的とする場合 熱履歴を少なくする
必要がある場合
反応釜での脱揮では、熱分解する場合や脱揮化合物を約1%以下の残存としたい場合に、脱揮装置を使用します。
脱揮装置のどれを選ぶかは、処理する液の粘度、ポリマーの分解温度、溶媒の沸点等の性状から決定する場合と、
二軸押出機にて脱揮テスト後決定する場合があります。ライトケミカルでは、2種類の脱揮装置と2種類のペレット化装置を備えています。
脱揮装置二軸押出機

二軸押出機は、第2室へ、高温・高圧条件対応の1,000L反応釜からギアポンプを経由して原料を供給することができます。また、重合・濃縮・脱揮も可能です。
温度制御
第1室からストランドダイまでの8ヶ所で
それぞれ独立して温度制御・記録が可能です。
圧力制御
「第1室」「第3室」「第4室、第5室、第6室(3室が1つのPICで制御)」の3ヶ所でそれぞれ独立して圧力制御・記録が可能です。
生産性 | 耐熱温度 | 付帯設備 |
---|---|---|
20kg/hr | 300℃ | 熱媒循環装置(8室の各温調可) ストランドバス 1基 ストランドカッター 1基 |
二軸押出機の模式図を見る
脱揮装置高粘度液用薄膜蒸発機
(エクセバ)

高粘度液用薄膜蒸発機のエクセバへは、高温・高圧条件対応の1,000L反応釜から1,000Lのストックタンクを経由して、ギアポンプ、流量計を経て原料を供給することができます。
脱揮後のエクセバ出口粘度範囲
2万〜1,000万mPa・s
伝熱面積 | 生産性 | 耐熱温度 | 付帯設備 |
---|---|---|---|
0.2㎡ | 30kg/hr | 300℃ | ストランドダイ 1基 ストランドバス 1基 ストランドカッター 1基 アンダーウォーターカッター 1基 |
2.0㎡ | 200kg/hr | 280℃ |
高粘度液用薄膜蒸発機
(エクセバ)の模式図を見る
(エクセバ)の模式図を見る
加熱伝熱面積 | 0.2㎡ | 2.0㎡ |
---|---|---|
容量 | 約14L | 約277L |
設計圧 | FV~0.19MPa | FV~0.19MPa |
設計温度 | 300℃ | 280℃ |
主翼クリアランス | 1〜3mm変更可能 | 1〜3mm変更可能 |
本体入口径 | 25A | 80A |
本体ガス出口 | 65A | 100A |
材質
胴部分 | SUS316 | SUS316L |
---|---|---|
ディストリビューター | SUS316 | SUS316L |
主翼 | SUS316 | SUS316L |
スクリュー | SUS316 | SUS316L |
流量計
流量使用範囲 | 28〜1,000L/Hr | 0~500L/Hr |
---|---|---|
圧力 | 1MPa以下 | 1MPa以下 |
粘度 | 5,000mPa・s以下 | 100,000mPa・s以下 |
耐熱 | 200℃ | 150℃ |
主翼インバータモーター
電力 | 7.5Kw | 4.5Kw |
---|---|---|
回転数 | 0〜1,200rpm | 0〜400rpm |
スクリューリングコーン変速機
電力 | 1.5Kw | 5.5Kw |
---|---|---|
回転数 | 0~100rpm | 0~106rpm |
フィード用ポンプ
流量 | 10〜100L/Hr | 0〜500L/Hr |
---|---|---|
MAX粘度 | 5,000mPa・s | 100,000mPa・s |
排出ポンプ
流量 | 10~58L/Hr | 0~200L/Hr |
---|---|---|
粘度 | 2,500,000mPa・s | 1,000,000mPa・s |
ペレット化装置
アンダーウォーターカッター

脱揮だけでなく、縮合系ポリマー等のペレット化(丸ペレット・ミニペレット)も可能です。
生産能力 | 5~150Kg/Hr |
---|
ペレット化装置
ストランドカッター

処理能力 | 3~30m/min |
---|
濃縮・脱揮・
ペレット化について見る
ペレット化について見る
設備紹介
DOWNLOAD PDF 設備概要 PDF版
設備概要PDF版をダウンロードする